~どいやさ祭り~
今日は姫地区の どいやさ祭り についてご紹介します!
どいやさ祭りとは・・・
6基の袖キリコが太鼓や囃子(はやし)に合わせて、担いで船揚場の波打ち際まで降ろし、2本の積棒(つん
ぼ)を袖キリコの台に差し込み、太鼓や囃子に合わせて持ち上げ、伝馬船に積み込むところが一番の見せ場で
す。その迫力には誰もが興奮。祭りの参加者だけでなく見物客も声を合わせ、町中がひとつになる瞬間です。
積み込みが終わると花火が打ち上がり、船は悠々と港を回ります。キリコの明かりが海面に映り、幻想的な美し
さに心を奪われます。
起源については残されているものはありませんが、当時の長老の話の中にも、伝馬船に乗せて風に流された事
などが書いてあり、姫漁協はイカ釣りが盛んで、北海道へイカ釣りに行くようになってから祭礼の時期が変わっ
た事なども書いてありました。また、祭りは海上の安全と大漁を祈願するものとも書いてあり、真脇も戦前まで
は袖キリコを出していたと聞いています。
小木、越坂(おっさか)もそうですし、旧小木町は袖キリコ文化圏だったと思われます。姫の袖キリコと小
木、越坂の袖キリコは、形が少し違い、姫の絵は基本的に前面に描き、人物の背景の絵は、色紙を貼り、奥行き
があるよう遠近法で描きます。
ところ ・・・ 能登町姫地区全域 (当荘より車で約8分)
日時 ・・・ 2017年 7月23日 (毎年7月第4土曜日)
見どころ ・・・ 午後22時頃
是非、この機会にどいやさ祭りに行ってみてください!