変わらぬもの

立冬を過ぎ、吹く風の中にも冬の気配を感じ始めました。

ふと見上げると、いつの間にかウメモドキの鮮やかな赤い実!

小鳥が好んでついばむ果実だそうです。

umemodoki
去る、11月7日能登町鵜川地区の菅原神社では500年も続く「いどり祭り」が行われました。
「いどる」とはこの地域の方言で「難癖をつける」と言う意味。
町の男衆が直径1.2mの鏡餅に向かって難癖をつけ
最後は神主が仲裁し来年はもっと良い餅を作りましょうと締めくくる、
石川県の指定無形民俗文化財でもある豊作祈願のお祭りです。
mochi形の無いものこそ尊く、大切に守っていくべきものなのだと感じます。
能登半島は世界農業遺産にも認定されておりますし当荘のある九十九湾は手付かずの大自然の中に御座います。
刻々と表情を変えていく自然の中で是非日常をしばし離れ、ゆったりと身を置いてみてはいかがでしょうか…

お待ちしております。

2016年11月
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