恋の歌
百楽荘の2代目のお嫁さん
「浅井み祢」さんは、
戦前東京の神楽坂で喫茶店を開くハイカラな女性でした。
歌も嗜まれ、館内にいくつか飾ってあります。
その中でも今回はこちらをご紹介します。
「とどかざる 幼き思い うらじろの
ただ一途なるを 君よ汲みませ」
うらじろとは九十九湾に藻自生している植物で、
花言葉は「永遠」です。
色々と解釈の仕方がある様ですが…1つの解釈をご紹介します。
「うらじろは海面のそばに自生し、
あなたは空のように私(うらじろ)から遠く、
私の思いは届くか届かないかわからないけど、
ただ一途に君を思う」
恋愛結婚だったお二人のロマンあふれる恋の歌です。
百楽荘の廊下のどこかにあります!