展望浴殿


壺風呂のある展望テラスから碧漫々の九十九湾の景色を眺め、
木々の香りを浴びる‥‥日本で此処にしかないロケーションによる、
ここでしか味わえないリラクゼーションを感じるひと時です。
外への通路を出てみると
九十九湾の四季を眺めながら入る展望壺風呂

海の生産力の基本である窒素やリン、ケイ酸などの無機栄養塩に富み、表層水と比較して10〜30倍の濃度があります。
太陽光の届かない水深300mにあって表層水と混ざらない、たいへん純粋で清らかな海水です。
深い海の中を百年近くの長い年月をかけて形成された海水ですので、表層水よりきめ細かく、まろやかで、性質が安定しています。
海洋深層水にはリラックス効果があるといわれるヨウ素やマグネシウムなど様々なミネラルがバランスよく含まれています。


海洋深層水を温浴に利用した場合、肌への「なじみやすさ」や「しっとり感」など美肌・保湿作用に優れています。また、「温まり」や「リラックス感」が得られることなどがわかっています。さらに、海塩粒子を含んだ海風を吸入する「空気浴」、太陽の光を浴びる「日光浴」を同時に行うことにより、よりいっそう温浴効果が高まります。

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お風呂は「洞窟風呂」と九十九湾を眺望できる「展望浴殿」
との入替え制となっております。それぞれの湯をお楽しみください。


エレベーターで地下5階まで下ると、洞窟風呂から乙姫荘まで長く続く洞窟があります。
それは九十九湾周辺を形成する小木石と呼ばれる岩盤を長い歳月を経て掘ったものです。
この小木石は、昭和初期までは、かまどや建物の土台石として盛んに切りだされていました。
当館の洞窟のほとんどが昭和47年から、当時七十七歳の1人の石工がつるはし1本で掘ったものです。洞窟が完成した後、天井を見上げると、そこにはつるはしのようなレリーフが残されていました。
のちにその石工になぜあのようなものを残したのかと尋ねると、石工はほんの少しだけ微笑んだだけで、何も語りませんでした。
今となってもそのレリーフの意味は謎のままです。
現在もそのレリーフは残されており、洞窟風呂の脱衣所の天井にあります。
1人の石工によって掘られた洞窟は、幻想的な空間を感じさせるだけでなく、芸術品としての美しさも感じさせます。
ひんやりとした空気につつまれながら、この空間を存分にお楽しみください。